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ホカホカ奇跡
最近夏でも ホカホカ奇跡
昔はなかった この季節
誰が許可した ホカホカ奇跡
いつでも食べれる 冬の味

君はだまって素通りするけど
蒸された今が いい感じ

肉に、あんこに、ピザ、カレー
どれにしようか ホカホカ奇跡

ねえ食べようよ この道で
君と一緒の ホカホカ軌跡
ほら、あったかい
ホカホカ奇跡

▼批評・マエケン先生▼
何かあたたかい恋人同士の日常のようなものを感じるポエムです。ホカホカという言葉があたたかい季節の中で使われることで、さらに読者に、いっそうあたたかな関係を想像させます。
もちろん、内容としても伝わりやすい平易なものですが、もっと奥が深いのが作者の意図です。
ここで留意したいのは「キセキ」という言葉が、実は二つの意味をもっているということ。
読んでそのまま、冬でもないのにコンビニで中華まんが食べれるという今までにはなかった奇跡。
もう一つは、朗読では伝わりにくい、「ねえ、食べようよこの道で、君と一緒のホカホカ軌跡」の「軌跡」。
この「軌跡」は、「轍(わだち)」の「跡」という意味なので、車輪が通った跡の意味を持っていて、
過去を振り返って、ある人や物事がたどってきた跡という意味に派生して使われることがある。
ここで作者は、単に具体的な通りや道を指しているのではなく、この二人の歩んできた「あたたかな道」を振り返って、
「ねえ、食べようよこの道で」と言っているのだ。
そんな二人のあたたかい軌跡を振り返りながらも、食べる「奇跡」は、っどんなすばらしい瞬間だろうか。
そう、まさにっその瞬間こそが、最後に出てくる「奇跡」、ホカホカ奇跡の意味なのである。
皆さんは、このポエムを読んで、ホカホカした瞬間はありましたか?

Poem002 蝉のヌケガラ 

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