網膜色素変性症患者及び類縁疾患等を抱える視覚障害者やその支援者に音楽活動等の発表の場を作り出すことにより、これに参加する視覚障害者のQOL向上に寄与するほか、広く一般の方々に参加いただくことで、社会における網膜色素変性症の認知向上及び視覚障害者への理解の拡大、開催地域とその周辺における社会福祉の増進や文化振興に寄与することを趣旨とする。
▼ 開催要領 ▼
1.目的
網膜色素変性症患者及び類縁疾患等を抱える視覚障害者の参加者のQOL向上に寄与するほか、社会における網膜色素変性症の認知向上や視覚障害者への理解の拡大、開催地域とその周辺における社会福祉の増進、文化振興に貢献することを目的とする。
2.指針
目的達成のため、網膜色素変性症患者及び類縁疾患等を抱える視覚障害者を中心に出演者の選定を行うほか、一般の人々の参加も促進する。
3.具体的取り組み
①出演者の選定
原則として、主催者である千葉県網膜色素変性症協会の会員である個人、又はその個人が含まれるグループを出演者の候補として選定する。ただし、運営側が認めた特別枠などはこの原則には含まれない。また、出演者の募集は、主催者が発行する会報等を通じて開催月の約6か月前から開始し、締め切りは約3か月前とする。
②網膜色素変性症の認知向上及び視覚障害者への理解の拡大など、社会福祉の増進へ寄与する取り組み
視覚障害者当事者が披露するステージの他に、視覚障害者の日常をテーマにした川柳等の紹介や司会者などからのトークを通じて、社会における網膜色素変性症の認知向上や視覚障害者への理解の拡大に繋げるほか、網膜色素変性症等の視覚障害に関する配布物以外にも、他の社会福祉に貢献できる資料の配付など行う事で、開催地(千葉市)とその周辺地域の社会福祉の増進に寄与する。
③文化振興への貢献
開催地(千葉市)とその周辺地域に広く広告を行い、多くの地域住民に参加していただくことで、各出演者が奏でる豊かな音楽を通じて、それらの地域の文化振興に貢献する。
④募金活動
日本網膜色素変性症協会が行う(網膜色素変性症の治療法確立に向けての研究等への資金提供及びその患者のQOL向上を使途とする)もうまく募金などの募金活動を、会場に募金箱を設置するなどし、受付や司会者などから募金を呼びかけるなどして行う。その他、社会福祉に貢献できる募金活動は積極的に行う物とする。